穴について語る時に、我々の語ること/作:レイモンド・クレージー・バーカー・ジュニア /鏡文志
 
い場所がある。


その穴場を探し、ボールを求める。



教室で授業をしていると、皆前を向いて教師の話を聞いていたり隣同士で話したり。
左手に目をやると向かい側の教室のガラス窓、木々も見えるし青空だって見える。





嗚呼、穴だ。



モグラになって穴を掘ると、大判小判がザックザクでてくる。私は人生に、なにを



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