溺れた蟻《改》/
秋葉竹
体を
君になら晒せるかもしれない
君の目が
なにかの色に
染まれば
いいな
けどきっとそんなことにはならないだろう
君の心は鋼の強さでじぶんを律し
そんな君をみて僕は
ごめん
ちょっとだけだが
君のことを憎んでしまったり
するのだろう
気づけばとっくに
君の虜の
くせしてさ
あゝ、なんてこった
僕の神さまは
素敵なことに
君だったんだね?
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