Season of Violence Author/おまる
下のお持物であろうとも、兎にも角にも、あの島は絶海の孤島。今はわたしが生きております限りは、このままでもよろしかろう。がわたしが死んだら、どうなさる?誰があの島を守れるのです?誰もおりますまい。」
石摩羅「ところで橋之下は、あの通り長い間、国に尽くしており、志も深く、島の問題についてもわたしと一味同心です。あなたも早くお心をお決めになって、石摩羅の後継者としてお定めになってはいかがですか」
目がテン。 お上(内心)「おい驚いたな、、、とんでもないことをいいやがった」
お上「いいえ、わたしは器ではなく、あんたですら持ちかねている状況なのに、橋之下なんぞ、、、うっかりあの男の本性も知
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