Season of Violence Author/おまる
 
てやろうか」と都庁からお出ましになった。

「やい、石摩羅、、、いや、石摩羅様。島をくれよ。な?この通りだよ」

「国有化しているから、あれはおれの自由にはならんからなぁ」

「く、、、後生だよ。そんなこというなよ。な?そんなら漢の土下座を見ろ」と奴さん、カエルの死体のごとくコンクリートに張り付いた。

石摩羅は、ピカピカの革靴で、そいつの頭を踏みつけてグリグリした。

「がはは、愉快愉快」

活動家は国に帰っても、さんざんだった。 あんなことをやらかしたんだから仕方なし、だ。総スカンを食らい、完全孤立。

でも、でも、でも、、、だ。 こやつの胸には何かがつっかえている
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