恋愛のカタチ/落合朱美
 
あの嘘を見破るなんて野暮なことしなきゃよかったサヨナラ純情

ツマラナイ女になるなと口癖のように云うから泣いたりしない

ピンヒールの靴を履いたら女王様君はかかとの下で傅く

口紅の色を迷うはむだなこと 刹那に君の中へ消えゆく

Yシャツに密かにうつす淡き香は嵐を招く小さな反乱
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