メモ(主に映画についてのこと)/由比良 倖
には少し欠如しているかもしれない。だから抽象的で記号的なキャラクターや風景に充ちているアニメには、すんなりと身を任せられるのかも。
あるいは、生身の人間にはもう疲れているので、映像でまで生々しい人間を見たくないという気持ちもあったかもしれない。
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ゾンビ映画とスプラッタ映画は、昔からよく見ていた。何故なら血や、身体の腐った人々など、普段の生活ではまず見られないものを見ることが出来るからだ。
コロナウィルスが流行る前には、TSUTAYAによく足を運んで、B級ホラーを片っ端から見ていた。ちなみに僕が一番好きなゾンビ映画は『ブレインデッド』だ。とにかく流血シーンが多く、今はどうかしれ
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