鈴のね/秋葉竹
 




ただ秋になって嬉しかったのは
光りの眩しさをただ
心を突き刺す艶かしさだと
勘違いしたこと

触れることもできない
罪だったのかもしれないね

それでも
そのあとの悲しみや切なさが
光りになったとき
しずかにまばゆい夜の涙を探す目が

ほんのりと鳴る鈴のねだったりするのかな








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