風が俺を撫でようとするときに友達と居てしまっては/ホロウ・シカエルボク
 
のになれない人間なんだよな、たったひとりで動くことしか出来ない人間なのさ、そういう性格なんだろうな、集団ってさ、自分ってものをきちんと持ってるやつは機能出来ないようになってるんだよ、これは俺だから気付けることなんだ、だってほとんどの人間が、なにかしらのチームの中で機能出来ることが当り前だと思っているんだから、誰かと肩を組んだまま詩を書いている人間なんて俺は信用しない、そんなの決して正しいことじゃないっていつだって俺は思っているんだ。


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