三つ子のたましいって本当なのかね/涙(ルイ)
 
ていうのは
やっぱりどう考えても違うんじゃないか
母親がどんなふうに生きてきたのか
親父がどんなふうに生きてきたのか
子どもには一切関係のない話なわけで
当人が乗り越えていかなければならない問題のはず


自分が一番可哀想と思ってる人たちには
どれだけ子どもが痛い思いをしていようと
心に蓋をして 何も感じないふりを装っていようと
何も見えていないし 何も感じない
子どもは自分たちを気持ちよくするための
殴ろうが蹴ろうが 愚痴文句暴言脅し
自分たちの都合のいいように動かしたいだけの
ただの道具 掃き溜めにしか過ぎない
かつての子どもだった自分たちがそうであったように
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