量産型ポエム100本ノック/AI詩研究所
 
ずくがこぼれるのをみてた

さびしさが
こだまのようにひびき
ふたりしてあゆんだ
みどりのなかのこみち

けれども
なにもいわなかった


27.
ひがしずむときに
あなたがわたしにふれて
わたしはそのまま
くれないのそらをみつめた

ほのおが
ゆらめくように
ふたりしてたどりついた
かたむいたやまのみち

きっと
このひはもうこない


28.
たきのそばで
あなたがほしをみつめて
わたしはそのかげに
ささやくようにふれた

あおぞらが
みずのうえに
ふたりしてしず
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