ユニコーン/soft_machine
 
 綺麗なまま残そうと思う

散らばっているのは
火花だろうか
人の列だろうか

神話が古くならないのは
今日も誰かが初めて読むから
森の奥で泉が湧くから

水面を駆ける少年が
尖い枝に手足を託し
父の両目を潰すから

欲しいものはたったひとつの友情 だから
どんなに嘘をつき重ねても
死んでみせるつもりなどない

本当の愛の最後は知らない
どんなに疎まれ、蔑まれようとも
私は わたしの信じる世界に身を置いた

今朝は 珍しく視界良好
久しぶりに町に行くかも知れない
もしも行ったなら 気の向くままに壊そう

君も一緒にどうかな




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