騒々しい創造神/
鏡文志
ワシが作っとんのよ。どれくらい? ほとんど全部、ワシが作ったんよ。ワシが作ってないもの? このワシのステッキぐらいかなあ? この魔法のステッキで、色んなもの、生み出すのです。でも、この木の棒はワシが生み出しとるわけやし、その時間軸をどう捉えるかは、企業秘密なのでね。こっちも商売やから」
神様はそう言って、夜の闇の中へ消えていった。
朝起きて、私は陽の光を浴び、昨夜見た夢を思い出し、こう呟く。
「OH! MY GOD!!!」
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