アンジーのために/
秋葉竹
に
ただ汚れた純粋のフリで
あふれる熱い涙を我慢するしかない
ただ真っ白で鈍感な罪を
その胸に痛く刻み込んで生きてみてもいい
ただその中でもなんの衒いもなく凄く普通に
アンジーのために
世界は
世界から逃げたりしない姿を全うする
もういいかっていうくらい
そんな顔をしてもその夜も
更けてゆく
その夜を
越えられようが
越えられなかろうが
アンジーのために
世界は
世界の夢でありつづける
アンジーのしあわせと
しあわせの無い世界のために
戻る
編
削
Point
(1)