純粋な希望/秋葉竹
 
けを
怒りで叩き壊そうとする
それは夢みる頃を過ぎた意地を張ってでも
けっして消すことの叶わない意志を貫くのだ

僕は、純粋な希望を、みつめているから。

だから、君は君で笑っていておくれ
この街にはまだ数多くの
甘ったるいだけの切ない夢や
かき鳴らされるだけのヘタクソなギターや
極めて純粋に近い少し穢れた希望が
郵便受けの数くらいは
漂ったり転がったりしているのだから

それは、微笑ましい夕景でしょう?

純粋って、こうゆうものかな
とも、想うんです。



泥水を
手加減せずにかぶったら
そのまま洗い流さず生きる






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