破急/秋葉竹
 

 

快晴の青空に
真っ黒なちいさな穴がみえる
なになのかは
わからないけれど
細胞が怯えているのは感じる
けれど
なにを対処できるわけもなく
時はただただ過ぎてゆくだけ

やんちゃな犬の可愛さと
やんちゃになれない猫の可愛さと
どちらを好きになるのを我慢できるか
そんなところで
幸せになれる愛情の深さが決まるとしたら
それはだれにもわからない
怖くて心震わす調べを聴くほどの
懊悩だったり
するよなぁ


そんなつもりで
でもまえを向く

スタートを
きらなきゃいけない瞬間は
足すくませるな 一歩踏み込め






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