序/秋葉竹
妙に安心して
いつも以上に煙を吸い吐きしていた
そんなに欲しくも無いときでも
指が寂しくて煙草に手が行ったり
唇が寂しくて煙草を咥えつづけたり
そして明らかに
煙草を吸う本数は驚くほど増えていった
のと似てるって云いたい
6缶パック。
あるから
飲んでしまう
普通のジュースやコーヒーや紅茶
日本茶ならそんなことにはならない
アルコールの代替え品だから
飲んでも飲んでも乾きが癒えないから
ゴクゴクと飲みつづけてしまう
あるだけ
飲んでしまう
嫌だけれど
飲んでしまうんだ
まるで人生そのものさ
か
まるで人生の縮図だな
か
そんなこと呟きたくなる
ノンアルさ
これが詩か
とか
詩とは呼べないな
とか
そんなこと考えてはいけない
自由って
あるからねッ!
(あくまでツンデレと云いはるつもり)
戻る 編 削 Point(1)