夜中と甘納豆/
唐草フウ
ろいろありすぎて
笑えないだけ
(たいしたことない)
眠っても日常しか来なくて
いや夢が照らす朝は来たかさえ忘れた
やけに小さい十六寸豆だなと思ったら
白いんげんだったことに気づいて
それでもまあいっかと
平坦ながらまだザラザラしてる
本当になんてことない
こんなことを書いてたらかかってきた電話ももうこなくて
持て余す時に夜中の感情
それがすごく嫌でもないのに
まだなにかに出逢いたがってる
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