あわだつ夏(改訂)/
ひだかたけし
一雨毎に銀の緑色深める、
世界にときめき濡れていき 、
また来る夏という無限を想う 、
輪郭浮き立ち渦巻く色彩たちの 、
響動く*世界に熱く濡れ霊に粟立つ
、
陽炎ゆらり舐める無限の底に身を委ね 。
*どよめく と読みます。
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