未来から 始まる絵本 004/足立らどみ
 

僕は生まれ変わったというと
いぶかしがる大衆のなかから
君が一歩前に出てきてため息

「、、、ついて、嘘ついてとか
本当のこととかは奥にある、人
生きる上、形而上ではねっ」ト

創作と現実を行ったり来たりを
愉しむ分には否定文も肯定もないけれど
人を巻き込まないで欲しいだけと爺婆ら

目抜通りでは勇者ら御一行は今も行進を続けている
誰しもができるわけではないことを
成し遂げた後の賞賛と羨望の渦を掻き分け



未来から 始まる絵本 004
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