sealed/ホロウ・シカエルボク
 

囀るな、囁くな、嘯くなよ、腐肉に群がる小蝿や蛆のような薄汚い愚民ども、俺の人生にお前らを相手にしてる暇はない、俺がこの世界で息をし続けている理由はただひとつ、容赦ないポエジーと相対するためさ…あらゆる種類の快楽をそこから得てきたんだ、あらゆる種類の快楽をそこから学んできたのさ、はん、こんなことを言ったってどうせ、ほとんどの人間には伝わりはしないんだ、だけどさ、俺はそのためだけに、生きて、声を上げ続けていかなけりゃいけないのさ、理由?そんなことはどうでもいい、俺はそれを選択した、いや、もしかしたら、最初からそれだけが残されていたのかもしれない、俺はずっと、それだけを求めて飢え渇いていたのかもしれ
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