Desolation Angel/ホロウ・シカエルボク
 
ね、だけど、そうさ、ポケットに新しい詩がある限り人生は楽しい、下らないことばっかり続いてもね、それは自分だけが手にすることが出来る優待チケットみたいなもんなんだ、脳味噌はいまは静かにしてるけど、これからやらなくちゃいけない面倒ごとがもう少し片付いたらまた騒ぎ始めるはずさ、なんせここ十年はずっとそんな感じで毎日が過ぎているのだもの、一生が長いことには異論はないけれど、それだってなんてことない一日の集まりに過ぎないんだぜ。


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