詩想、ヒカリのアオに/ひだかたけし
 
光のうねりに
魂の息吹きを感じ

人の魂と同類の魂息吹く
朝に入射する光のうねりに

  私という魂の命 

新たな断崖絶壁の際に
今日も目醒め、
肉体という器官に宿り
一礼しては染み渡り

光の生命体、
断崖絶壁の底から
ゆっくり頭擡げ
この肉体を貫き通す

〉今日び、第三次世界大戦の赤ランプ点滅し続け〈

素知らぬ顔し
太陽燦々と
ヒカリのウネリ

 タマシイの息吹きに

鉱物も植物も動物も共鳴し唱和するを聴き入り
人存在としての私、全ての存在たちに責任を負い

もくもく白雲沸くヒカリのアオに身を投擲して

この肉体を生かし駆使し活き活き努め営むと誓う

(今日も、また今日が到来し続ける限りに
 悪が、この世界に取り憑いた悪が新た全面起動しない限りに)




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