伊藤さん/
たま
一九〇万句という天文学的数字と
たった五分で書いたからという気軽な気分が
わたしを救うのだとおもう
だから、伊藤さんは人気があるのだろうか
最終審査の結果は一〇月だって
それまでに応募しなければいけない
宿題がいっぱいある
詩も小説も宝くじとおなじ
買わなければ当らない
つまり、応募しなければ当らないということ
って、言われてもなぁ
やっぱし落ち込むよなぁ
戻る
編
削
Point
(3)