回る詩を知る回(回文)/水宮うみ
 
短歌、詩の時間だ!
たんかしのじかんだ


炊いてけ、深読み。夜が更けていた。
たいてけふかよみ よがふけていた


寝た妻が深読み。夜が深まったね。
ねたつまがふかよみ よがふかまったね


大抵深読み。世、傾いていた。
たいていふかよみ よ かぶいていた


目がシイタケだ イシガメ
めがしいたけだ いしがめ

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