語の受容と解釈の性差について──ディキンスンとホイットマン/田中宏輔
のけものであったエドガー・ポオ」(ボードレール『エドガー・ポオ、その生涯と作品(初稿)』4、平井啓之訳)「詩人はその思索のはてしない孤独のなかに入ってゆく。」(ボードレール『エドガー・ポオ、その生涯と作品(初稿)』2、平井啓之訳)「彼の文体は純粋で、その思想にぴったりしていて、思想のただしい形をつたえている。ポオはつねに精確であった。」(ボードレール『エドガー・ポオ、その生涯と作品(初稿)』3、平井啓之訳)「すべての観念が、思いのままになる矢のように、おなじ目的に向って飛んでゆく。」(ボードレール『エドガー・ポオ、その生涯と作品(初稿)』3、平井啓之訳)ボードレールがポオに共感したところのものと、
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