語の受容と解釈の性差について──ディキンスンとホイットマン/田中宏輔
 
塵にちらばり、
そのささやかなかたみを、
空にあこがれて舞い上り
また舞いおりる地上の蝶が
(常に心充たされぬ その生き物が)
はるばる運んで来たのだった
おののきふるえる翅に載せて。
(ポオ『妖精の国』入沢康夫訳)



追記2 

ポオのEUREKA のなかで、atom という言葉が出てくるもののうち、わたしがもっとも関心をもった部分を引用しておく。なぜ、わたしが、atom という言葉にこだわるのか、理解されると思うので。


Does not so evident a brotherhood among the atoms point to a common
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