悲しみみたいな、雪/秋葉竹
もが書くみたいな
詩人にあるまじき比喩使って、
でも、さ、
いや、
ごめん。
ナニ、伝えたい訳でもないんだよねー?
悲しみばかりが、
雪のように、
ふりしきる
夜は、泣かない、けど
起きたら、朝
枕に涙が滲んでたことは、
ハハ、
あったような、
なかったような
悲しみばかり、
雪のように、
ふりしきる
すっごい
背筋伸ばして
生きて、
さぁ、
いるな、とは
想うのですよ?
悲しみばかり、
雪のように、
ふりしきる
でも。
悲しみばかり、
雪のように、
ふりしきる
だれか、
わたしを、
好きに、
なって。
こころの、
そこから、
好きに、
なって。
バッカみたいな、夢、
みつづけてるから、
わたしは悲しい、
ままなんだろぉ、か、な?
ふと怖く
なるのは夜の静寂に
溶けこむ悪を 飼ってるこのバカ
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