桜路/
レタス
季節変わりの花が
ぼくたちを祝福してくれた
ふたり手をつなぎ
ふたたびこの路を
歩きたい
子供のように石を蹴り
風に吹かれて
夢を話していたい
花びらは散っても
怖いものは何もない
何時か息をひきとるまで
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