神秘体験について2/ジム・プリマス
 
 ある時には、自宅にいると、波のように悪霊や悪想念の塊が、押し寄せてくるのに耐えられず、自宅を出て、鉄道を使って愛媛を出て、山陽地方を廻ったことがあった。
 最初に香川の高松にゆき、瀬戸大橋を渡って岡山に渡り、どんこ列車にのって尾道の方向へ進んでゆくと、何か大きなエネルギーを感じて、これは何の波動だろうと思っていたら、進行方向に向かって進むにつれ、その波動というかエネルギーがだんだん強くなってゆくのを感じた。それが最高潮に達したときに着いたのは、金光町という町の駅だった。 
 そこは丑寅の金神を祭る金光教の本拠地だった。駅から見える道を町の人が掃き清めていたのが印象的だった。僕は丑寅の金神、「
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