bad religion/ホロウ・シカエルボク
ばならない、だから俺は主張の為に言葉を綴ることはしない、なぜだかわかるかい?主張を身体に張り付けて歩いている連中を見ろよ、その主張がどんなものでも恥ずかしいものに見えるだろ、俺はそんなものになりたくないんだ、命だって、モラルだって、主義だって、風や温度のように感じられるものが正しいのさ、鎮魂歌は轟音で鳴らされる、死者がなにも残さなかったときにそうなるのさ、もしも俺が死んだら俺の詩が語られるだろう、読みやすいようにまとめておいておくれよね、俺にはまだまだ時間が残されているはずだから…太陽の光は無数の針のようだ、頭上から真直ぐに突き刺してくる、地上で蠢く俺たちはいつだって神の生贄さ、正式な手続きでもっ
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