bad religion/ホロウ・シカエルボク
しか作れないものなんだから―あらゆる表現はいつだってそうあるべきなんだ、お手本をなぞるだけじゃ一生まがいもので終わっちまうぜ、そこから先へ行くんだ、良識のある大人たちは俺のことを何者になることも出来なかった年寄だって言うよ、だけど巨大な檻の中で、胡坐をかいて肥え太っているだけの連中にそんなことを言われても俺だって困っちまうってもんさ、俺にとっちゃ俺の身体だって俺の書く詩のひとつなんだ、すべてがそうした証明でなければならない、瞬間瞬間の理由の証明でなければならない、でもそれは証明の為に綴られてはならない、それでは主張になってしまう、スタンスやスピリットはあくまで、湧水のように滲み出たものでなければな
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