今夜は/レタス
 
青すぎた空に
愛と憎悪の螺旋が渦を巻いていた

透明な視力には
それが耐えられなくて

ウオッカをあおっては
炎が喉を通り過ぎていく

遠い記憶の底をたどるけれど
深海に潜ることもできなくて
空と大地の狭間でもがいている

泣いては叫び 泣いては叫び
救う者など居やしない

ひとり遊びが好きなオレには
差し伸べてくれる手のひらは無い

呑んで ?んで 呑みまくって

潰れてしまう時を待つ



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