好き。/秋葉竹
 
の旧い夢とか、震える罪とか。
けっこういっぱい、知ってんだ。

ふと気がつくと
爛れるような聖者の性さえ
つまらないで
すましたいな、夜は、もう罪。


卒業だけを手のなかで知って。
そらをみあげる悲しみの影を
いつまでも嘘みたいな僕の夜を
君と光ってた夜もあったよね。

そんなはずじゃ無い、
辿り着けないあの君のやさしい声。

好き。

絶対、忘れられない幸せを
しんじているのは正しい気持ち。





 



戻る   Point(4)