死に損ないの詩/鳥星
 
んだ私と死んだ君たちだ。

死んだ言葉が死んだ君たちの中で融合して、

生まれ変わるその時が来るのなら私の想いや情熱も生き返るのだろうか。

夢を見ていた。

一行目までは誰もが世界一の詩人になれる。

二行目も三行目も人の心を震わせるような美しい詩句に満ちていて、

最後の最後まで光り輝くそんな詩を書く夢を見ていた。

でも私の情熱はもう涸れてしまった、涸れてしまったのだから、

私は本当はもう死ななければならなかったのだ、何年も前も昔に。
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