五行歌、変容の命/
ひだかたけし
命が染める
花冠の真紅
燃え立つ
森の深みへ
誘う命の灯り
満々と水、
疾駆する車の到着する
真面目くさった顔に
紅潮した君は美しい
快活な笑いに満々と水。
疾駆する車に
命が染める真紅の花冠
燃え立つ森の
奥の億の水辺にて
時の間際に毅然と結ばれ
戻る
編
削
Point
(8)