詩想/ひだかたけし
感覚残滓打ち捨て
永久なる霊性神性に
向かう更に高き魂の
担う思惟、水晶の如く
透明にして
生み出す熱き感情帯び
延々と艶々と
のびやか伸び広がる
透明な浜辺に
思惟の力動ひたひたと
打ち寄せ平静に浸透し
とどまること無き変容の
原像の次元、確保スル
今、そのしなやかな肢体屈め
原像から湧き出し続ける
透明な水一口最後に飲み
自らの肉身存在の
季節の刻み目を付けた
アナタというタマシイの
そのしなやかに屈んだ肢体、今
延々と艶々とのびやか伸び広がる
透明な浜辺に立ち上がる
戻る 編 削 Point(3)