詩を書く好き/秋葉竹
恥ずかしいかも
ね
雲の骨
雲の鎖骨
探してもみつからないもの
やろうとしても
できないこと
残酷な現実を生きるのは
あたりまえだから
泳ぐ雲をみあげてみても
よいでしょう?
雲の骨を探すのは
すこしだけバカだから
かも
雲の鎖骨を探すのは
ほんのちょっとだけエロいから
かも
溶けあってみたいと思うのは
寂しがりのふたりだからかな?
虹に染まった雲が広がるのは
世界が美しい時間を
降らそうと
してくれているからでしょう?
それを知っているふたりには
詩さえ必要ないかもしれないけど
でもやっぱり
書くのが好きだから
こんなにも
たくさんの
ガラクタみたいなやつでも
くだらない
日常に
うずもれてしまうのだとしても
詩を
書きたいと想うのです
それが
一番したいこと
そして
もっと
好きになります
あなたのこと
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