※五行歌 六首「いつが最後か」/こしごえ
 
いつが最後か
わからないから
何度も繰り返し
言うの
大事な事を



一日の終りに
何はともあれ
今日を終えられることに
ほっとする
ありがとうございました。



今日も一日ありがとうございました
今日もこうしてお休みできます
ありがとうございます みんな
お休みなさい またね
と毎夜言っている



さびしい
のは
命が原初から欠けているからだ
故に命は何かを求め続ける
ここに愛があるのに



再び
会えるとしても
これで最後かもと
会っている時がある
時々ね



今日も
始めた
初めての
一日を
ありがとう私よ
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