持続/
ひだかたけし
ひたすらに
孤独な神、
今日も街を生き
薄氷の切片、
私は肉掻き毟り
右から左を射て
静かさの訪れ
またこの夜陰、
紫艶に舞う
意識の揺らぎ
見つめ ひたすら
戻る
編
削
Point
(4)