※五行歌 七首「すこし笑う」/こしごえ
 
時々
泣きたくなるけれど
涙は零れない
かわりに
すこし笑う



こころが
よわっているときも
むりはしないで
ながれにまかせ
足るを知ろう



いろんなことが
次から次へと
起きるので
一つ一つを
していくだけ



時には
愚痴も言う
私に
空は黙って
青やかだ



助けてもらって
今の私があるので
助けてくれた人に
感謝をしたがその人は
お互いさまよと言ったのです



私は 私のために
私を生きる
これも出来ないで
誰のために
生きられようか



ああありがとうさま
と思えることにも
ありがとう
あなたと私の
こころに拝礼
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