五行歌、行為創造の内に /
ひだかたけし
朝に目覚め
外光浴び声上げ
生きて意識覚醒し、
死して内なる光
己、いずれ自ら放つ
緩やかに曲線描く街並み
向こう遥か白銀の輝き
何かが連なり在りて
にこやかに笑う
アナタは誰?
先祖なんて捨ててしまえ
親兄弟なんて捨ててしまえ
偶然という必然で出逢った友、
老若男女関係なく只大切にして
此の世去る時に此の世に未練置き
自らを
存在させる
行為の内に
我在り
と
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