君に/レタス
 
君は何色なのかぼくは知らない

けれど 君の言霊が心地よくて
逢えるのが楽しみだ

ぼくはその優しさを抱きしめて生きている

西の空を眺めては
日々の約束を頼りに
君の名を呼んでいる

 ポツリ ポツリ と呟きながら

何も知らないぼくはきっと眩暈をおぼえるだろう

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