裸木のうた/
ひだかたけし
はだけ絡まり
伸びる枝々
繊細に
湾曲しながら
広がり扇状へと
メタモルフォーゼ
今、斜光に染まり赤々と
眼差し凝集し
陽の翳りの瞬間、
絶えること無き
生命という生動の思考、
我に伝導し至高の輝き。
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