純愛/
レタス
きみの瞳は
水晶のように透明で
その頬は少女の面影を残している
ぼくのあやまちで
きみがガラスでぼくを傷つけた夜は遠く
彼方に飛んでいった
愛と憎しみは表裏一体で
その苦しみは理性を失くすほどに辛いだろう
純粋なきみの愛は時々ぼくを苦しめた
放埓(ほうらつ)なぼくは余りにも俗で
きみを沢山傷つけた
いまは言える きみに恋してる
たとえ遠くても
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