玩物喪志/
レタス
金色(こんじき)の小雨降る黒織部
久々に薄茶を点(た)ててみた
煩雑な日々を忘れ
紆余曲折の路を振り返り
そっと息をつく
これから歩く白い道を占い
手のひらに包み 温める
この茶碗を継ぐ者はいないのか
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