詩想10(改訂)/
ひだかたけし
ハイビスカスの花開き
水の面掠め飛ぶ原色の鳥、
燃える太陽の無限に向かい立ち
天空の濃密な青、人を貫き染め抜く。
私の内にすべては込められ
私は、
次々と浮き上がる
意識の光景を観入る
ひたすらに
太古から響き刻まれる原色の鼓動に包まれ。
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