もう一つの現にて(改訂)/
ひだかたけし
ひらひらはらはら
余韻響かせ舞い立ち
形態から色彩の逃れ出る
うっすら薄い絹糸のループ
形態失い漂う色彩達の輪舞
夢の奥に横たう
もう一つの現実
色彩 新たな形態求め場を求め
ひらひらはらはら
うっすら薄い
絹糸のループ
微睡みの覚醒の最中に
色彩 未知なる形態に舞い落ち
帰着し 再び帰属する、
感覚の奥に横たうもう一つの現にて。
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