okaeri.com 51-60/AB(なかほど)
 
 
砂になってしまった夕陽は
さらさらと少しく風に吹かれ
まあだだよ、と穏やかな逆反応
 
 

私の幸はどうでもこうでもOK
あなたの幸、あなたの幸こそ
もっともっとエデンの東のあなたの幸へ
 
 
 
「さびしい」よりももっと混ぜこぜな
それはやっぱり「トンボになった気持ち」
だったのかもしれない
 
 
 
親父が子供の頃に本土政策で使われた方言札が
民族資料館に陳列されている
それをなつかしそうに見る人達はもう
 
 
 
はるかあとおくうのお かぜのおむこおにい
きてきいのおおとのお ちり〜ん
と、ゆうおじさんのポルシェが通り過ぎる
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