五行歌、逢い愛 響く瞬間に/
ひだかたけし
しずく音声ノぽつぽつと落ちる
あなたの声、
魂の奥底から絞り出され
いいな、素敵だな
私を己を魂の浅瀬から深みへ誘い
己自身を知れ
とは、
己の深みへ行け生けと
その深みにて
感覚される外界の本体と出逢うと
逢い愛
響くヒビキ合う
瞬間に、私は貴女に依り
自らの深み確認し
オノレという場、貴女に明け渡す
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