詩想45/ひだかたけし
 
神々の足踏み、

人をして垂直に立ち上がらせ
貫通する、脳髄から足元まで
血流に神々の躍り沸き立ち凄く

(取り残され突き落とされた
動物たち、哀れ 水平を生き)

不可視、内面の界 生きるもの達よ、

人は死して人は生まれ

神々の足踏み、続く鳴り続く 
純白のヒビキ唸りに包み込まれ

流動する想い形象 次々湧き立ち来て




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